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飯豊町中津川-喜多方市山都の林道を通ってみた [-2018旅行・地域]

先日、昭和53年(1978年)着工開始で、
35年の工期を費やした林道が開通したとのことで、さっそくドライブしてきた。
その場所は飯豊町中津川地区から福島県喜多方市(旧山都町)へ抜ける峠道だ。
小国町からは叶水・大石沢地区から九才峠を越えて飯豊町中津川地区へ入り、
南下して県境へ向かい、飯豊山登山口の大日杉へ向かう分岐点を左に直進すれば、
ゲートがあり、後は葡萄沢の渓谷に沿い延々と上るのみ。

(6/27追記: YBCラジオより・・・林道 飯豊-檜枝岐線というらしい)

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やがて県境の飯豊トンネルへ至るが、
入口付近はバスが止まり人がごった返しであったので、
駐車も面倒くさく感じて、そのままトンネルへ入る。
(暇な爺さん婆さんの団体のようだ・・・ま、オレも暇人だが ( ̄∇ ̄)d )

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喜多方市側のトンネル出入り口。 ちなみに長さは878.1m。

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塗装されていない無骨な小白布沢大橋が秘境ムードを醸し出す。

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その橋を越えた付近が最後の工事跡らしいが、この山中の雰囲気は、
以前、岐阜白川郷から石川県へ抜ける白山スーパー林道を通った時と似ているかも。

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峠の走り屋よろしく狭いワインディングロードを下り、ふと振り返る。

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まったく、35年もかけて税金投入し続け、こんな場所に道路を作る意義とは?
などとお堅いことを考えつつ、今日はどっぷり恩恵に預かるオレ。

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やがて山都町の飯豊山登山口の分岐に至ると、
最近まで人が住んでいたような数軒の集落が現れる。
しかし全く人の気配が無い不気味な過疎感が更に秘境ムードを盛り上げる。

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その直後はクルマ1台しか通れぬ狭い場所に至るが、
小国の山中暮らしなれば心配ナッシンで、地元のように当たり前にぶっ飛ばす。

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その後は温泉施設や数々の未知の集落の田舎道を愉しむ。
その日は、とりあえず走ってみただけなので、
次回はマイナーな観光をじっくり愉しみことにしよう!

チャリで峠越えすれば飯豊山一周200kmくらいなれば・・・ふふふのふ。
乱暴な運転のクルマに轢かれそうなリスクは大だが、冒険心は大いにくすぐるかも。

参考にこちらの記事も → 開通直前!全貌大公開!!

(8/18追記: YBCラジオより
 ・・・先の大雨で崩壊が起こり通行不可とのことで、復旧工事に3年を要す見込み!?)


ところで、この飯豊山稜線付近は全国でも珍しい不思議な県境なのである。

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その秘密はこちら → 『日本全国「県境」の謎』で謎が解けた!

う~ん、浪漫だねぇ・・・(^^)/

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