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『ルーズヴェルト・ゲーム』 [-2018読書]

ルーズヴェル大統領が野球で最も面白いスコアは、
8-7と言ったことから命名されたルーズヴェルト・ゲーム。
そこスコアは、まさに七転八倒の末のもので、
物語の波瀾万丈さの比喩として適している。

大手ライバル企業に攻勢をかけられ、
業績不振にあえぐ青島製作所。
リストラが始まり、
歴史ある野球部の存続を疑問視する声が上がる。
かつての名門チームも、今やエース不在で崩壊寸前。
廃部にすればコストは浮くが・・・
社長が、選手が、監督が、技術者が、
それぞれの人生とプライドをかけて挑む、
奇跡の大逆転「ルーズヴェルト・ゲーム」とは!

P7020018.JPG


今作も良かったね!
元製造企業経験者としては身近に感じる内容。

「会社は株主のものである」

作中に出てきた言葉だが、
その企業時に変なコンサルタントが、
末端の社員へ偉そうに教育していたが、
あの時は見事に現場の士気が下がり、
バカなヤツらだなぁ、と呆れた記憶が蘇る。
何もかも懐かしい (^^)


ルーズヴェルト・ゲーム (講談社文庫)

ルーズヴェルト・ゲーム (講談社文庫)

  • 作者: 池井戸 潤
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2014/03/14
  • メディア: 文庫



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