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南相馬 野馬追の里健康マラソン大会2019(1)復活の狼煙 [ランニング(大会・遠征ラン)]

共に40歳過ぎの2008年にマラソンデビュー。
各々ハーフマラソンのベストタイムは、
オレ 1時間40分(2009年東根さくらんぼマラソン
相棒 1時間31分(2009年長井マラソン
(各々のペースは4分45秒、4分20秒/km!)

ケガで隠棲していたが約10年ぶりに復活し、
11月の天童ハーフで2時間3分で走った相棒。
オレはその2013年越後湯沢ハーフから、
6年ぶりのガチンコレースや、さて如何に?
師走決戦第一弾はオレ達の復活の狼煙!

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BGMは、だって「馬」のついた大会だもん ♪


真っ暗な早朝5時半に小国町を発ち、
米沢市でようやく白み始めも靄の中。

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福島市からも東北中央道で東進し、
相馬市から常磐道にて南相馬市を目指す。
最後の休憩は、つい2週間前に、
仙台市から、いわき市へ向かう際にも、
立ち寄った南相馬鹿島SAだ。
(今期通算3回目の初回はあの日

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程なく南相馬ICを下りて、
近親感を抱くローカル景色の中を、
やがて市街地へ突入し市役所脇なれば「到着」?
小国町から約140kmを2回の休憩で3時間強だ。

そして狭い市道を会場へ向かい、
係員に誘導された第4駐車場へだが、
会場の陸上競技場へかなり離れているような・・・。


遠そうなので戻るは無し=着替えて、
最小限の荷物持参でトボトボと歩く。
(実はレース後にこの距離〈約1.5km〉
 に泣かされるを未だ知らない・・・)

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「私、昔は原町に住んでいたんですよ。
 クルマの免許もそこで取ったんです[黒ハート]
見たけど、ここかな?
素敵なカノジョ (*^_^*)

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その隣が有名な野馬追祭場地だ。

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当日は中半分が第一駐車場らしい。

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いつかは観たい戦国絵巻なり (^^)


・・・の隣の陸上競技場についに参上!
この熱気、大会感が懐かしい ヾ(^v^)k

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大勢の小学生も参加するようで、
その若い親、家族も多く活気を感じる。
もちろん中・高校生、社会人もウジャウジャ。
荷物は団体の陣取り脇の空いている所に、
こっそりと置かせて貰う。
見張る人が居ないので盗難が不安だが、
ここは東北、悪い人はいないはず。
オレ達は信じている、東北人の清らかさを!

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「みんな、強そうだなぁ・・・」
また相棒の悪い癖=
=雰囲気に呑まれる病が!
・・・ったく、変わってねーな (*^▽^*)

さて、まずは最初に参加賞を受取る。
オリーブオイルにミートソース (?)
が、一般的にはタオルやTシャツのみなれば、
豪勢と云えば豪勢なお祭り感でヨシ。

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レースでアップアップになるので、
アップは軽~く流して準備体操のみ。
体力消耗は最小限で温存すべし b(--#)
競技場前の道路がハーフのスタートだ。
おっ、『重川材木』の選手=特別招待選手は、
ニューイヤー駅伝でもお馴染みの新潟市のチームだ。
『走る大工さん』とか呼ばれている、
お隣の地域チーム&選手も応援するわな (^^)/

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恐怖の番人たち。
2010年新潟フルマラソンで、
捉まってしまったトラウマが・・・(@@;)
今回は捉まらない=制限時間
(2時間30分)以内にゴールが目標だ。

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やがて競技開始で最初はちびっ子たちが。
いくら1.5kmでも超速でヤバいんじゃない?
が、ガンバれ!未来のガクセキ選手 (^^)/

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やがてハーフの選手招集がコールされる。
「オレ、ホントに走るのかなぁ?」
かなり惚けてリラックス (^^)v

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スタート地点へ移動すると、
ゲストランナーの、
エリック・ワイナイナ選手が!

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オリンピックメダリストの現在は、
マラソンの普及活動に尽力はもちろんだが、
TVでも『水曜日のダウンタウン』で、
熱海で女性の乗ったバスを走り追いかける、
等の企画にも出演するなどマルチな面も。

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いよいよ始まる21km。
いつもの12kmは半分なので先は未知の世界だ。

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最初は軽く下り、5kmから11kmは、
標高約50mのダラダラ上り。
また15kmと20kmにも勾配のキツい坂がある。
この後半はヤバい匂いぷんぷん (>_<)

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やがてワイナイナ選手のピストルでスタート!
「あーやっぱ走るんだ!(???)」
ワイナイナ選手がランナーたちにタッチしていたので、
ソソッ♪とオレも近寄り タッチ!
あの頃からワイナイナ選手を知っている≒
≒観ているオッさんは凄く嬉しい ヾ(^v^)k

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さて相棒と5分10~20秒/kmペースで走り出す。
軽い下りであることと、大会の興奮であり、
明らかに速いペースなのでヤバい (~_~;)

すると1km過ぎで相棒が、
突然に後ろから肩を叩かれた=
=ワイナイナ選手が追い越し様に、
「ガンバッテ~」パン!と。
あーイイなぁ~(-_-)ウラヤマスィ
そして瞬く間に見えなくなった (^0^;)

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やがて平坦なればオーバーペースを嫌い、
5分25~30秒/kmで落ち着かせる。
涼しいからか気持ちよく行けそうな気がするので、
今のうちに少しでも貯金を作っておこう。

この辺で相棒は遅れ始める。
天童ハーフの後、なぜか、
約1ヵ月見事に練習していないので、
ガチに制限時間2時間半以内ゴールだ!
と豪語していたので・・・オイオイ (-_-)
(実はの、その真意は、この後に語ろう)

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やがて市役所角を曲がると5km地点で、
そこから徐々に上り坂だ。
腰高意識=お腹の丹田前重心で、
尻筋で走るを意識し・・・ハァハァハァ。

イオンタウンの脇には、
多くの仮設住宅が建ち並んでいる。
ここは福島第一原発からわずか25kmだ。
あの訪問日を思い出し様々に去来する思い。
で・・・ハァハァハァ。

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沿道にはそれなりの人々が応援してくれて、
施設のお祖母ちゃんたちも賑やかなので、
ありがたいので手を振り挨拶を。
「ありがとうございまーす!(長生きしてね!)」
でも・・・ハァハァハァ。

7kmからは視界の長い直線上りが続く。
心臓がバクバクしてきたのでヤバい。
まだ1/3なれば6分/kmペースまで落とす。
やがて右に常磐道が見えるが、
あれを交錯するまで直線上りだ=萎える。

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「オレなんでこんな辛いことしてるんだ?」

この辺りから抜かれまくり。
多くの普通の方々・・・
時には仮装の、
おっ!亀仙人 ♪(しかも女子)・・・
・・・とか (゚´Д`゚);;;

が、ようやくの常磐道の交差手前で10km。
かつてはレースでもトレーニングでも、
何でもない距離に今回は・・・ハァハァハァ。

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そして直ぐに中間点(10.55km)だ・・・

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・・・が、
休もう=歩こう。
凄く体が重い
カッコつけても歳は歳だし。
制限時間2時間半以内ゴールは出来るっショ。

「オレなんでこんな辛いことしてるんだ?
 わざわざ、こんなに遠い所まで来て・・・」

脳内を禅問答が駆け巡り始める・・・・・・・・・(つづく


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