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『会津執権の栄誉』 [-2018読書]

400年の長きにわたり会津を治めてきた芦名家。
しかし18代目当主が家臣の手により殺されたことから
男系の嫡流が断たれ、常陸の佐竹義重の二男、義広が
婿養子として芦名家を継ぐことにに決まった。

血脈の正当性なき家督相続に動揺する、
芦名家譜代の家臣たち。
義広が引き連れてきた佐竹の家臣団との間に、
激しい軋轢が生じる。

揺れ動く芦名家に戦を仕掛けるのが、
奥州統一を企てる伊達家の新当主、伊達政宗。
身中に矛盾を抱えたまま、
芦名氏は伊達氏との最終決戦、摺上原の戦いに至る。

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そんな背景で短編でまとめられていて、
各々読み応えはあったが、
最終章の伊達政宗の小田原参陣は、
不必要だったと思うが。

次は芦名氏の史跡を訪ねるか。
二郎にもゆきたいしな (^o^)


会津執権の栄誉

会津執権の栄誉

  • 作者: 佐藤 巖太郎
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2017/04/21
  • メディア: 単行本



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