『不屈の翼 カミカゼ葛西紀明のジャンプ人生』 [-2018読書]
生まれる国を間違えた男・・・レジェンド・葛西紀明。
世界の一流選手も口を揃えて言う。
「カサイと戦えることは光栄だ」
すべての人を幸せにしてしまうような奇跡のジャンプだった。
神話の舞台は2014年1月11日、オーストリアのバートミッテルンドルフ。
大好きなフライングヒル(K点185m)で、
41歳7ヶ月のW杯史上最年長優勝を果たした。
本人が完璧と自画自賛するように内容も文句なしだった。
1本目で196mでトップに立つと、2本目は緊張する最終ジャンパーで197m。
完璧な飛型に1人の審判が20点満点を出した。
その瞬間、コーチボックスでは他国コーチもガッツポーズ。
ぎっしりと会場を埋めた観衆はスタンディングオベーションの嵐。
行方を見守っていた各国の選手も、
結果が出る前に次々に葛西選手に駆け寄って祝福した。
W杯最多勝のG・シュリーレンツァウアー(オーストリア)が、
先頭に立って脱帽して握手、
W杯個人総合首位を走るK・ストッホ(ポーランド)、
P・プレブツ、クラニェツ、テペシュらのスロベニア勢・・・、
どの選手も敬意を込めて、伝説を作った葛西選手の勝利を称えた。
最終結果が出たのは、その後だった。
W杯で10年ぶりの復活優勝。
日本人最多となる16勝目。
岡部孝信(雪印メグミルク)の38歳4ヶ月を大幅に更新する史上最年長優勝。
国際スキー連盟(FIS)のホームページでは、
「葛西紀明が歴史を作った」という見出しで、その勝利を速報した。
まさに世界のジャンプ界の歴史を覆す勝利だった。
→ 伝説となった葛西紀明 W杯ジャンプ男子 最年長優勝
実況大興奮 各国コーチ、選手も祝福 2014-01-11
ちなみにマニアックな7カ国語バージョンもある (^^)v
→ 葛西 紀明 Noriaki Kasai victory in 7 languages
40歳を超えても世界の第一線で活躍し続けるジャンパー
競技を始めてからW杯最年長V、そしてソチ五輪までの歩みに密着
母の死、妹の病気、スキー部の2度の廃部、骨折やケガ、五輪の屈辱・・・。
「つらかったとは思うんですけど、姉妹がいたから、
スッと乗り越えられた」紀明は、そう言って姉、妹に感謝する。
41歳で迎えるソチ五輪までの1年も、
靭帯損傷があり、決して平たんな道のりではなかった。
ジャンプ練習も、6月末までできなかった。
だが、ソチ五輪が紀明の最終目標ではない。
45歳で迎える18年平昌冬季五輪(韓国)だけでなく、
今は50歳現役の可能性まで口にする。
風に乗った時は、今まで飛んだことのない高さまで身体が浮き上がることがある。
〈あっ、風に乗ったな〉そう思うジャンプが、年に数回ある。
「いつか『絶対に当たる』と思って待っている。
絶対にそういう時が来ると、思っているんです」。
夢を乗せた風が来るまで、カミカゼ・カサイの諦めないジャンプの旅は続く。
(記事はAmazon本文より抜粋)
ソチ五輪でも大活躍し余韻醒めやらぬ時期に、
書店で見つけて、そのタイトルにシビれてソッコー購入!
ヨーロッパに生まれれば、
ガチンコなアスリート界で20年以上も第一線を戦う、
その国宝級の活躍で後世まで語り継がれるべき英雄。
W杯世界歴代勝利数上位10傑の全員と戦った唯一の選手。
その生い立ち、挫折と屈辱、悲運、しかし40歳を過ぎても終わらない伝説。
そんな英雄扱いゆえにヨーロッパの多くのファンからは、
伝記を読みたいという要望に応えて本書は執筆されたらしい。
スポーツ、人物好きなキミに、
オレも含めたダレダレな中高年のオッさんの貴方に、
文句なしにお薦めの一冊ですぞ (^^)/
葛西選手のブログもあるよ・・・これからも見守りましょう (^^)/
→ 葛西紀明オフィシャルブログ 「神風ジャンパーの挑戦」
(絵文字連発の軽さに親近感を抱くと同時に、やはりニヤけてしまう (^_-) )
オレも40歳代後半なれば、高橋勇市とともに、
現在もスポーツを愉しむ我らオッさん、否、日本人の誇り!。゜(゜´Д`゜)゜。。。。
→ 『夢をあきらめない 全盲のランナー・高橋勇市物語』
→ 『アテネの風 盲人ランナー・高橋勇市の軌跡』
では最後にグッとくるソチ五輪集を・・・。゜(゜´Д`゜)゜。。。。
「金メダルへのテイクオフ!」の実況と駆け寄る後輩たちの姿にグッときていると、
次は「取らせてあげたいと思っていたので・・・」に大号泣 。゜(゜´Д`゜)゜。。。。
毎晩呑んでは観て、グッときて涙腺がゆるむオレだ・・・文句あっか!
世界の一流選手も口を揃えて言う。
「カサイと戦えることは光栄だ」
すべての人を幸せにしてしまうような奇跡のジャンプだった。
神話の舞台は2014年1月11日、オーストリアのバートミッテルンドルフ。
大好きなフライングヒル(K点185m)で、
41歳7ヶ月のW杯史上最年長優勝を果たした。
本人が完璧と自画自賛するように内容も文句なしだった。
1本目で196mでトップに立つと、2本目は緊張する最終ジャンパーで197m。
完璧な飛型に1人の審判が20点満点を出した。
その瞬間、コーチボックスでは他国コーチもガッツポーズ。
ぎっしりと会場を埋めた観衆はスタンディングオベーションの嵐。
行方を見守っていた各国の選手も、
結果が出る前に次々に葛西選手に駆け寄って祝福した。
W杯最多勝のG・シュリーレンツァウアー(オーストリア)が、
先頭に立って脱帽して握手、
W杯個人総合首位を走るK・ストッホ(ポーランド)、
P・プレブツ、クラニェツ、テペシュらのスロベニア勢・・・、
どの選手も敬意を込めて、伝説を作った葛西選手の勝利を称えた。
最終結果が出たのは、その後だった。
W杯で10年ぶりの復活優勝。
日本人最多となる16勝目。
岡部孝信(雪印メグミルク)の38歳4ヶ月を大幅に更新する史上最年長優勝。
国際スキー連盟(FIS)のホームページでは、
「葛西紀明が歴史を作った」という見出しで、その勝利を速報した。
まさに世界のジャンプ界の歴史を覆す勝利だった。
→ 伝説となった葛西紀明 W杯ジャンプ男子 最年長優勝
実況大興奮 各国コーチ、選手も祝福 2014-01-11
ちなみにマニアックな7カ国語バージョンもある (^^)v
→ 葛西 紀明 Noriaki Kasai victory in 7 languages
40歳を超えても世界の第一線で活躍し続けるジャンパー
競技を始めてからW杯最年長V、そしてソチ五輪までの歩みに密着
母の死、妹の病気、スキー部の2度の廃部、骨折やケガ、五輪の屈辱・・・。
「つらかったとは思うんですけど、姉妹がいたから、
スッと乗り越えられた」紀明は、そう言って姉、妹に感謝する。
41歳で迎えるソチ五輪までの1年も、
靭帯損傷があり、決して平たんな道のりではなかった。
ジャンプ練習も、6月末までできなかった。
だが、ソチ五輪が紀明の最終目標ではない。
45歳で迎える18年平昌冬季五輪(韓国)だけでなく、
今は50歳現役の可能性まで口にする。
風に乗った時は、今まで飛んだことのない高さまで身体が浮き上がることがある。
〈あっ、風に乗ったな〉そう思うジャンプが、年に数回ある。
「いつか『絶対に当たる』と思って待っている。
絶対にそういう時が来ると、思っているんです」。
夢を乗せた風が来るまで、カミカゼ・カサイの諦めないジャンプの旅は続く。
(記事はAmazon本文より抜粋)
ソチ五輪でも大活躍し余韻醒めやらぬ時期に、
書店で見つけて、そのタイトルにシビれてソッコー購入!
ヨーロッパに生まれれば、
ガチンコなアスリート界で20年以上も第一線を戦う、
その国宝級の活躍で後世まで語り継がれるべき英雄。
W杯世界歴代勝利数上位10傑の全員と戦った唯一の選手。
その生い立ち、挫折と屈辱、悲運、しかし40歳を過ぎても終わらない伝説。
そんな英雄扱いゆえにヨーロッパの多くのファンからは、
伝記を読みたいという要望に応えて本書は執筆されたらしい。
スポーツ、人物好きなキミに、
オレも含めたダレダレな中高年のオッさんの貴方に、
文句なしにお薦めの一冊ですぞ (^^)/
葛西選手のブログもあるよ・・・これからも見守りましょう (^^)/
→ 葛西紀明オフィシャルブログ 「神風ジャンパーの挑戦」
(絵文字連発の軽さに親近感を抱くと同時に、やはりニヤけてしまう (^_-) )
オレも40歳代後半なれば、高橋勇市とともに、
現在もスポーツを愉しむ我らオッさん、否、日本人の誇り!。゜(゜´Д`゜)゜。。。。
→ 『夢をあきらめない 全盲のランナー・高橋勇市物語』
→ 『アテネの風 盲人ランナー・高橋勇市の軌跡』
では最後にグッとくるソチ五輪集を・・・。゜(゜´Д`゜)゜。。。。
「金メダルへのテイクオフ!」の実況と駆け寄る後輩たちの姿にグッときていると、
次は「取らせてあげたいと思っていたので・・・」に大号泣 。゜(゜´Д`゜)゜。。。。
毎晩呑んでは観て、グッときて涙腺がゆるむオレだ・・・文句あっか!
2014-03-27 06:21
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