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オレの寺! 輪王寺大猷院 [-2018旅行・地域]

祖父・家康のために東照宮を大改修し、
死後も傍らに眠る3代将軍徳川家光。
大猷院とは家光の法号で墓所であり、
「大きな仕事を成し遂げた」という意味を持つらしい。

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48歳で没した家光は祖父・家康を敬愛し、
「死んだ後も東照大権現(家康)へお仕えする」と遺言したことから、
東照宮の傍らへ埋葬された。
「家康公を祀る廟所(東照宮)を凌いではならない」という遺命によって、
大猷院は規模もきらびやかさも地味に抑えられているらしいが、
意匠の異なる5つの門や細部に拘った装飾は決して引けを取らない。
  → 輪王寺 大猷院公式ホームページ

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山の地形を活かして造られていて、
石段を上りながら奥へ進むごとに移り変わる風景も趣深い。


最初は任王門。

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次は日光山内で最も大きい二天門だが、残念ながら改修中 (ノД`)

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表に広目天と持国天を祀ることから二天門と呼ばれる。
裏には風神と雷神が立つが、作業のために輪王寺三仏堂へ移動されていた。

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四天王のひとり、東を護るは持国天。

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天邪鬼を踏みつけて、西を護るは広目天。

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汗をかきかき石段を上り進む ~(^^;)~

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そして鮮やかな色彩が目を引く夜叉門だ。

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悪鬼が侵入しないように東西南北を夜叉が護り固めている。

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東は阿跋魔羅(あばつまら)。

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西は犍陀羅(けんだら)。

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南は毘陀羅(ひだら)。

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そして北は烏摩勒伽(うまろきゃ)。
左手に弓、右手に破魔矢(はまや)の原点と云われる矢を持つ。

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牡丹唐草彫刻も多く、別名 牡丹門とも呼ばれる。

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その先が唐門だ。

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唐門をくぐり、拝殿・相の間・本殿へ入場だ。
国宝の金閣殿なれば厳かに (^^)

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拝殿天井の狩野派による全て表情が異なる龍の絵も圧巻。
家光公ご本尊へカーン!と鳴らして拝みましたがな <(_ _)>

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ここでも説明員は “ 破魔矢 ” 置物(確か3000円)を、
「参拝記念に買え!」としつこくセールスしていた・・・(^0^;)

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基調の黒は渋く締まりカッコ良いと存ずる。

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そして家光公の廟所がある奥の院の入口に皇嘉門だが、
中国・明朝の建築様式で竜宮門とも呼ばれる。
ここから先は非公開のために見学は不可なので手を合わせるのみ。

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奥まっているためか東照宮に比べて全く参拝者は少ないので静か。
漂う空気、流れる時間、気持ちもゆったりなり♪

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改修工事は残念だが、いつか再訪する時を愉しみとすっか (^^)

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外国人の方が目立つような気がするが、
寛永の大造営で東照宮を現在の豪華絢爛な仕様に仕上げた、
家光公の墓所も日本人の皆さま、ぜひ御参拝あれ!
(もちろん徳川ファンは必見 ヽ(゜Д゜)ノ )

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世界文化遺産 日光の社寺なれば、
東照宮二荒山神社、大猷院の3点セットで自己満足なりけり~。


本文はこちら → 日光・湯西川温泉の旅(2)


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コメント 2

トーマス

オハヨーございます(^^)
なかなかのところですね〜♪
金箔もイイ感じの頃合いだし。
家光公は家康公の助言で将軍になったので家康公に対する想いが強いとか云われてますね。ホントかわかりませんが。
しかし、これだけのお寺にも拘らず知名度が低いんですよね。
日光というと東照宮って感じですから(^^;;

というオレっちもまだ行ってません("э")
by トーマス (2014-07-16 05:02) 

ほらっちょ

トーマスさん>
そろそろ日光=東照宮のみは卒業して、オッサンは他のレアな聖域を静かに渋く参拝しましょう(^^)♪
これらを遺した家光公に拝殿でカーン!と。
by ほらっちょ (2014-07-16 06:24) 

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