『還るべき場所』

世界第2位の高峰K2は山容の美しさと登攀の難しさで、
その世界では圧倒的な存在だとは、オレでも一般知識程度には知っている。

クライミングの世界なども全く無知だが、冒険的な世界には昔から興味がある。

ふとした機会に冒険的な＝山岳小説が読みたくなり物色した作品だが、
山の世界にビジネスの世界も加わり、魅力的な登場人物たちが織りなす物語は、
地域名や登山用語が解らなくとも、最後まで飽きることがなく一気に読み進められた。
その後の彼らの生き様について、
続編を読んでみたいと思わせる至福の読後感であった (*^_^*)

還るべき場所 (文春文庫)

• 作者: 笹本 稜平
• 出版社/メーカー: 文藝春秋
• 発売日: 2011/06/10
• メディア: 文庫

ガチな登山は構えてしまうが、トレッキング程度の山歩きには興味があり、
脱サラすれば幾らでも機会はあるだろう、と思っていたが、
いざ自営に向き合うと、なかなか踏み出せなかったりするのが現実だった。
できることとできないことを冷静に分析すると、
山歩きは優先順位が低いので、本を読んで愉しんでいるのだ・・・(^^;)