迷走御朱印

15、6年前のサラリーマン時代に、
勤続ボーナス休暇で一週間ほど、
奈良・京都旅行へ出陣したが、
その時に御朱印いただきを始めた。

以来、寺社参拝時にいただくが、
愉しみな慣例となったが、
最近のお金儲けのみ？
と思われる風潮には違和感を抱く。

過日、古本屋で発見し、
悩んだので全部捕獲！(｀へ´)ﾌﾝｯ

そもそも御朱印とは？
と考えると「美しい」は判る。
白い紙に墨字と朱印の、
シンプルな色合いでの格調高い美を。

「凄い」とのことで、これも判る。

しかし「凄い」も、
ゆき過ぎは如何なものか？

もう完全に単なる「画」だ。
これでは御朱印の意味など、ぶっ飛んで、
ただの記念スタンプなどと勘違いする輩を、
ひたすら増長させる原因なのでは？
背景にはお金儲けの匂いがぷんぷんと、
感じるのはオレだけだろうか？

最近は「御城印」や「武将印」など、
似たような図柄のものが横行しているが、
これらは完全に記念スタンプで別物だ。
（今は精神が老化しているので、
　それらをいただきたいとは思わない）

本来の寺社の御朱印を思うと、
最近は迷走に映る世の中かも。

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