『ウルトラマラソンマン』

標高差2736mを越えて160kmを走り抜く･･･
マイナス40℃の南極フルマラソン･･･
気温50℃を超える中で216kmを走破するデスバレーマラソン･･･
46時間ノンストップで320kmを走り抜く･･･

考えられぬ冒険と挑戦だが、その走る理由は “ 何となく ” 判るような気がするな。

『ウルトラマラソンマン』　　　ディーン・カーナゼス 著　　ディスカヴァー・トゥエンティワン

相棒の秋田100キロチャレンジマラソンの、
10回完走（クリスタルランナー）を目指す宣言（最低でも10年かかる）において、
現在は2回完走だが、この後何年も続く挑戦なれば、またいつか同行することがありえるが、
オレも1回くらい挑戦してみても好いのかも･･･！
などと、軽く気の迷いを喚起する恐ろしい本であったな（笑）

　　→　死闘！秋田100キロチャレンジマラソン（1）
　　→　死闘！秋田100キロチャレンジマラソン（2）
　　→　死闘！秋田100キロチャレンジマラソン（3）

あの延々と続く大覚野峠の上りと、
80～90km区間の田んぼの中の長い直線のビデオを見るとげっそりしてくる･･･。

速く走る、長くゆっくり走る、舗装路を走る、未舗装・山岳路を走る･･･
人それぞれにあった価値観による方法の選択は多様で、
何よりも「誤魔化しの利かない自分の力のみ」ゆえに走ることは面白く奥深いのだ。
肉体の老化により激しいスポーツが困難になり、精神的にも成熟し始めるからこそ、
40歳から走りはじめる人々が多いのかもしれない。

そして悟りの境地に入り始めると、何かどんでもない、
先日までの自分でも想像できなかった世界に冒険を夢見るは、童心に戻るともいえるかも。
感情のままに騒いでいる3、4号のチビたちのような精神も回帰目標かな？（笑）

コメント 2

蓼科湖を起点に八ヶ岳山麓１６０kmを走破する「八ヶ岳スーパートレイル１００マイルレース」が企画中みたいです・・・
トレイルランニングはいかがですか？
by 俺の城 (2012-03-01 08:34) 

フルマラソンも怪しい現状なれば夢のまた夢～♪
トレランは平地走りの何倍辛いんだか･･･。
クルマの運転でも疲れるよね？
そっちへ行くならば槍ヶ岳、穂高連峰の縦走に挑戦してみたいのう。
と、これまた妄想～♪
by ほらっちょ (2012-03-01 12:34)