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仙台真田氏と片倉小十郎の旅(5) 片倉家廟所 [-2018旅行・地域]

花崗岩の玉垣に囲まれ、石畳の床上に大きな石像を墓標とした、
白石城主 片倉家歴代城主廟所は、
陪臣ながら非常に立派なところで、周囲は荘厳な空気に包まれている。

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我が町のR113を東進し越県し白石市街地へ入る右側にそれはある。
大昔に参拝したことがあるが、記憶は遙か彼方である (>_<)

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3代片倉小十郎景長は片倉家代々の城主の墓所を白石城の見える愛宕山麓と定め、
初代景綱と2代重長(重綱)の墓を傑山寺から改葬し、阿弥陀如来座像を墓標とした。
以後9代まで石像を墓標としたが、明治に没した10代宗景は謙虚に角柱だ。

現在は愛宕山共葬墓地も隣接し、当日も墓参りの人々の姿が見受けられた。
その駐車場から石段を上りいざ推参!

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白石城がほぼ真東に望めて、直線距離でおよそ1kmだ。
ちなみに伊達政宗の白石城攻略時には景綱の本陣とした場所でもあるらしい。
(かつて白石城は会津の上杉家の先端城であった)

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一般の方々のお墓を横目に進むと、鬱蒼たる杉林に囲まれた廟所が!

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この雰囲気に圧倒されてしまう (^_-)

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初代景綱を中心に歴代城主の墓が並ぶ。
奥方は傑山寺や当信寺に葬られたが、
7代城主の奥方は仙台藩主の息女ということで城主同様に葬られている。

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初代景綱の阿弥陀如来座像がお出迎え。

「ここにも参られたか、ほらっちょ。」
「はは~っ <(_ _)>」
「聞けば、・・・・・・」
「はっ、・・・・・・」
「・・・」

・・・もう止めっか (^_-)

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仙台から招いた石工に彫らせた阿弥陀如来座像たちに圧倒される (^^)

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左奥の10代宗景の角柱から。

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傍らには初代景綱に殉死した6名の家臣の墓がある。

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さらに明治維新後、北海道開拓の際に建てた片倉惣家中碑もある。

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静かな林の中から歴代城主は今日の白石の町を静かに見守っている。
ホント、陪臣ながら素晴らしい墓所に感動だ。

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その後は駐車場入口の愛宕茶屋が気になり突撃。

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ここで多くのパンフレット類を確保・・・やはりな (^^)/

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さていよいよ次は、この隣がクライマックスだ (^_-)☆        (つづく


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