オレの神社！･･･愛宕神社

ようやく東京港区の愛宕神社へ参拝だ。

その鎮座する愛宕山は東京23区の、
天然では最も高い山（25.7m）で、
江戸時代には見晴らしの名所として、
東京湾や房総半島までを見渡すことができたと伝わる。

その表参道の急な石段は「出世の石段」と呼ばれ、
江戸時代に将軍徳川家光の命に応え、
曲垣平九郎が馬に乗って駆け登り、
梅の枝を折って持ち帰り、
勇名を馳せたことにちなんで名付けられた。
　　→　詳細：出世の石段のいわれ

ではいざ参らん！
体育会系の沸き上がった血が征服欲をそそる。
オレも午年だし！（カンケーネーか (^_-) ）

標高差は約20mだが、

勾配は40度以上か？
これはスキー場の「壁」並みの急坂！

しかし程なく軽く登頂！\(^^)/
日頃鍛えているからね、楽勝 (^。^)y-.。o○
･･･なんて嘘。
実はぜぇぜぇぜぇ･･･＿|￣|○

ホントにこんな急坂を馬で登り降りしたのか、
作り話ではないのか、と疑念を抱くが、
江戸時代以降にも馬で登り降りすることに挑戦して、
成功している方が何人かいて、
神社ではその方々の絵や写真を見ることができるらしい。

オレはもう歳なので、いまさら「出世」でもないので、
子どもたちの未来を祈願だ <(_ _)>

境内には梅の花がチラホラと。

拝殿左手前には、
曲垣平九郎が献上したと伝わる梅の木が。

顔を出したいが馬役がいないので断念。

縁起物にはあやかりますわな･･･なでなで

農工商の守護神さまへも拝礼。

ところで愛宕神社は、
幕末の江戸城無血開城へと至った、
西郷隆盛と勝海舟が会談を行った地だった？
（確か薩摩藩邸だったのでは？ここが？・・・う～む）

まずは、ここも「西郷役がいない」ので断念 (^_-)

最後にもう一度石段を眺めるとすっか。

やっぱ下りは怖い (~_~;)

と実は先を急いだので、ここは降りず、
裏手から階段を降りて神谷町駅へ向かったのだ。

その階段は愛宕トンネル西側＝神谷町駅側の左手に。

シンプルな御朱印が参拝の印象を残す。

さらば体育会系と文化会系を満足させた東京名所。
ところで「曲垣平九郎は出世したのかなぁ？」
などと余計なツッコミはやめてサクッとネ (^_-)☆