SSブログ

オレの神社!犬の宮・猫の宮 [2019-旅行・地域]

それは日射しの強い夏の日。
以前遠征ランニングで、
度々目印で訪問していた神社へ、
ついぞカメラ片手に推参なり。


一瞬、水平感覚がおかしいか?
とその風情ある参道に歴史あり。

20.JPG

ここは山形県高畠町。
全国でも珍しい犬と猫の社で、
村人の災難を救った犬と猫を祭る神社で、
ペットの健康祈願や供養に訪れる人が多い。

21.JPG


神社の規模に似合わず、
ちょっと広すぎる駐車場は、
フリマや暴走族の集会にも最適か。

22.JPG

23.JPG

【犬の宮】
和銅年間(708~711)のころ、都の役人になりすまして村人から年貢を取り立てていた古狸がいた。二匹の犬によって倒されるが、犬も死んでしまう。「村の大難を救ったこの犬を村の鎮守とせよ」という座頭のお告げにより、崇め祀ったものが犬の宮の由来とされている。

25.JPG

蝉の音しか聞こえぬ、
極上のヒーリングなるか。

27.JPG

28.JPG

29.JPG

苔むした石畳と、
差し込む日射しと影も、
日頃の激闘で疲れた心身を、
癒やしてくれるようだ。

30.JPG

朽ち気味な積年の風雪を想う。
んが、笑っている?(*^▽^*)

33.JPG

また来たよ、ただいま ♪

34.JPG

35.JPG

参拝者の犬愛に溢れる。

36.JPG

約半世紀前にもなろうか、
我が家も犬を飼っていたので、
冥福を祈ろう <(_ _)>

37.JPG

38.JPG

裏山から雨の流れ崩した跡。

39.JPG

石仏様にも拝礼 <(_ _)>

41.JPG

閑かな境内に蝉の鳴き声のみ。

43.JPG

深呼吸しつつ、
良い気を浴びませう。

44.JPG

入り口から程なくの参道わきに、
供養塔と地元の高安犬の文学碑だ。

45.JPG

続いて猫の宮は約50mほど北側だ。

51.JPG

うっかり見逃しそうな小山だ。

52.JPG

【猫の宮】
延暦年間(782~806)のころ、犬に退治された古狸の怨念が大蛇になってあらわれた。観音様の化身である猫はその大蛇を倒したが、自身も死んでしまう。猫を飼っていた夫婦は猫をねんごろに葬り、観音堂を建て供養を行った。

53.JPG

この参道も水平は保たれておらず、
同じく歴史の古さを物語る。

54.JPG

55.JPG

57.JPG

こちらも負けじと猫愛に溢れる。

58.JPG

我が家も牛舎にて日頃大活躍なので、
健康祈願すべし <(_ _)>

59.JPG

62.JPG

こちらも閑かだが、
ヤブ蚊が多く鬱陶しい (--#)

63.JPG

ちょっと珍しい神社の紹介ですた。
犬と猫を愛するあなた、ぜひ参拝を!


・・・と、完結で良いのだが、
実は同じく以前の遠征ランニングで、
見つけた、とある遺跡が関連していた。

71.JPG

チンタラと時速8kmゆえに、
まったく偶然見つけた場所だ。
犬の宮・猫の宮から直線1kmほどだが、
実際に至るは2km弱か?


「蛇壇(へびだん)」という。
凝灰岩が長方形の石垣のように並べられている。猫の宮の説明での、大蛇になってあらわれた古狸を、観音様の化身である猫はその大蛇を倒し、自身も死んでしまい埋葬されたが猫の宮。このとき、大蛇の死体を埋葬し、祟りを恐れて壇を築いて埋めた場所が蛇檀であると言い伝えられている。

72.JPG

う~む、なるほど d(^^)
しかし小国町の人間で、
犬の宮・猫の宮への参拝者はおろうが、
この蛇檀を知っているのは、
ひょっとしてオレだけじゃねーの?
(細やかな優越感に今日も小さいオレ)

73.JPG

そんな遺跡や物語が残る高畠町が好きだ。
また小国町の人と会わないも、
非日常感と、どこか遠くへ来た感で、
さりげなく魅力と思っている。

78.JPG

つーことで、
オマエたちの健康祈願してきたぞ。
今後もヨロシク頼むぞ (^^)/

80.JPG

生きものどうしの共存やヨシ、かな?


nice!(0)  コメント(0)