『走る意味 命を救うランニング』

ランニングのプロコーチ、
TVでの解説でお馴染みの金哲彦だが、
経歴は早稲田出身くらいしか知らなかった。

しかも自身はガン経験者だったとは！

本書はそんな経歴と、
ランニングの素晴らしさを伝えるが、
登場人物がキラ星でシビれた
なので好きなキミも必読 (^^)

走る意味　命を救うランニング (講談社現代新書)

• 作者: 金哲彦
• 出版社/メーカー: 講談社
• 発売日: 2012/09/28
• メディア: Kindle版

山形県高校駅伝大会2020 長井編（3）

4号は小学生時から、
様々な駅伝を走らせて貰ったが、
たぶんこれが最後の勇姿となろうで、
瞼の記憶に焼き付けるのみ･･･。

さてレースは前半の1周目が終了し、
後半の2周目は4区から最終7区まで。
では、その4区のコース紹介。

〈第3中継所〉競技場→フラワー長井線踏切→遠藤肉店交差点→びっくり市・長井警察署→四ツ谷交差点→長井高校→五叉路交差点→T字路→まるじゅう食堂→山一醤油→錦屋長井店交差点→ウェルシア長井本町店→菓子の中央安城交差点→きらやか銀行長井中央支店→山形銀行長井支店→大町通り商店街→十日町一丁目・二丁目交差点→山形トヨペット→マツヤデンキ交差点→タイヤセレクト交差点→ラーメン有頂天→あかしあ橋→パチンコダイナム→アジタローソン→平野屋→致芳児童センター→〈第4中継所〉までの8.0875km。

「注目ポイントはどこですかね？セコさん」
「ハイ、あかしあ橋の坂を上ってからの、
　残り2キロの切り換えでしょうね、ハ～イ」

(￣∇￣)ﾆﾔﾘ、さぁいってみよう！

［ やっぱり：ROUND TRIP / DIMENSION ］

この山形県大会の4区は、
実は重要区間と位置づけられているようで、
過去にも各校エース格が投入されてきた。
これはこのコースの、
特性によるものなのか不明だが、
今回も強豪校はそれを伺える布陣だ。

その4区に長井は4号だが、
元々400-800mの短距離選手で、
長距離は決して得意ではないのに、
親子共々その采配がよく判らん (-_-)？

が！まずは与えられた仕事をこなすべし！
そこで辛くなるだろう後半の、
セコさんも仰ったポイントの、
この野川を越える長大な、
あかしあ橋への上り坂で、
気合いを入れようと思う。
残り2.5kmでは早すぎる地点とも思うが、
画になることも考慮して (^_-)☆

先ほどの失敗を反省し、
今回は要領良く早めに到着だ。
コース脇足元の草花を眺め、
気付いてくれよう、くれまいが、
奇麗に咲き誇る様子は、人もまた同じ。
草花も人も、その数だけ物語がある、
と、つい文化人は暇で詠んでしまう。

やがて、いよいよ賑やかに、
トップで優勝候補の東海大山形が、
エースで決めにかかる模様だ。

続くは進学校でもある公立校の雄、
山形南が1区の流れに乗り追走だ。

3位酒田南の後に、
遠くからブツブツと聞こえるは実況中継だ。

4位と5位が逆転し、
山形中央が九里学園の前へ。
その中継、撮影の様子から、
オレもTVへ映ったかも (*^_^*)

帰宅後に観てみると当たり！
くの字でポキッ！
つーか、「女」？ ゴル兄？(￣∇￣)

また、その直前映像では、
変質者のような怪しい仮装で、
併走した輩がいたが、
坂を上っては来なかったな･･･。

ところでこれまた帰宅後観ると、
第4中継所前では再逆転し、
九里学園が先行して襷を繋いだが、
その件に関して放送、コメントも無し。
相変わらずのローカル魂は死せず (-_-)


さて続々と選手がやって来る。
「ガンバレー！」
「ふぁいと～！」
と、米工の3年生が駆け上ってきた。

「前見えるぞ！
　追っかけろ！抜けーヽ(ﾟДﾟ)ﾉ」

その後4号を待つが、
待てど暮らせど･･･来ない！
どうなってんだ？日が暮れるぞ (>_<)

･･･で、待つこと幾年月･･･、
ようやく、らしいシルエットが･･･。

「もうガンバれるのはここしかないよ～」
と、たかぎなおこのマラソン本に出てたように、
「もうガンバれるのは2.5kmしかないぞ！」
とでも声援してみたかった
（8kmでの2.5kmは如何と思うが (^_-) ）。

･･･が前後に人影は無く、ガチな孤独走では、
今さら順位もへったくれも無しと思い、
「お～い 」
と体を乗り出して気楽に手を振り、
「がんばれよ～♪」
と気の抜けた声援を ~(￣∇￣)~

そして後ろ姿を狙うと思いきや、
なんと！！！
カメラのバッテリーが突然切れた！
あ"ー！(O_O)
初歩的な痛恨の凡ミス （×_×）

くっ･･･なれば瞼に焼き付けるのみ！
クルマは進行方向側に駐めているので、
追いかけダッシュ！
続くぞ4号！
･･･が現実は超スローなカメ走りで、
瞬く間に4号の姿は小さくなって行く。

ゼィハァゼィハァ･･･
あー、終わったんだ･･･。

遠く小さく消え去る姿に、なぜか急に、
寂しい感に襲われてしまったは、
最後の子が、あと1年半後は大学進学で、
我らの前から姿を消すの予兆幻影かも (>o<)

さてさて･･･
後の4号談によると、
今までに無いほどに精魂を込めて、
一生懸命に走ったらしい。
前半は地元校ゆえか、
沿道の声援が大きかったことで、
みっともない走りは出来ない！と。
そして後半は繰り上げスタートまで、
是が非でも間に合うように＝襷の責任でと。

残り20秒のギリギリだったとか。
（本大会は首位通過から何分ではなく、
　予め「この時間＝○時×分」
　と決まっているらしい）

汗と涙の染み込んだ襷を、
とにかく次の仲間へ託すのみ！！！
そして バタッ！と倒れ込んだとか。

「そっか、頑張ったようだけど、
　お前の好きな大迫傑は、
　ゴール後に倒れるヤツはダメだ、
　とか言ってるぜ (^_-) 」
「なぬっー(｀ε´)！！！！！！！
　今回それは受け入れられない！
　メッチャ疲れたよ～ (--#);;; 」

何はともあれ、
完全燃焼の模様で、
ラスト駅伝ランを締めくくったか。

こんなドラマの中継を、
長井高で妄想してみるが、
4号もセーフ ~ (￣∇￣)~ﾎﾎﾎ

次はゴールの競技場へが例年だが、
不可な今年は近くのファミマだ。
問題の写真撮影は保険で準備していた、
サブカメラにて救われた (￣｡￣;)

すると先輩Kが居るではないか。
「オッス！お疲れ (^^)/
　昨年の神ったK太のような展開は無いな～」
「･･･で、どこ進学するんだ？
　あー？イギリス留学～？」･･･等々。　

トップはそのまま東海大山形で、
以下もいつもの強豪校で変わらないか。

「ヨネコーらすとー！」
この声援も最後かもで感慨深い。
3号在籍時はホント愉しかった。
保護者懇親会も含めて (^^)ﾅﾂ~♪

やがて長井もやって来たか？

「た○○ー！ラストー！」
先輩達の最後の気合い注入だ。
「ドヤドヤ来た前の方だったぞ、
　いっぱい抜いたんか？ヾ(＾v＾)k」

が、実はよく見ると白襷！
繰り上げ集団だったのか･･･(~_~;)

まずは無難にゴールか。
よくやった長井！ヽ(ﾟДﾟ)ﾉ

「長井、良いレースでしたね？セコさん」
「ハ～イ、襷の絆 魅せましたね！
　この後はしっかり勉強して、
　みんな早稲田へ来てほしいですね！ハ～イ」

　･･･（まだやってるオレ (^_-)☆）

つーことで、
選手、部員、役員等々、
みんな、お疲れさまでした <(_ _)>
小さくも眩しい物語に魅せられたぜ！

その後は地元の4号たちは後片付けで、
解散時間まで間があるので、
興奮と残夢感に抱かれて、
オレも軽く老後の明日へ走っか！(^_-)☆

そして学校へ迎えに推参。

ちょうど録画放送で女子の部が始まる。

買い物をし約1時間後に帰郷すると、
程なく男子の部が始まった。
今日のレースを振り返ると共に、
実は前日は4号の誕生日だったが、
今日のために控えていたので、
今夜が祝宴だ ( ^_^)／□☆□＼(^_^ )ｶﾝﾊﾟｰｲ

たぶん、ついに、4号の駅伝は終わったか。
今回も存分に愉しませて貰ったが、
まず、それはコロナ禍での大会開催を感謝だ。
そしてもちろん仲間達にも (^_-)☆

長井も米工も永遠に不滅だ。
後輩達も魅せておくれ！
陸上、駅伝 永久（とわ）に万歳 ヽ(ﾟДﾟ)ﾉ


･･･以上、虚実 ない交ぜ やりたい放題
最後までお付き合い センキュー <(_ _)>
（おわり）


PS．
今年は昨年末に燃えた、
親子マラソンの展開もなくつまらんなぁ (-_-)
→　小川和紙マラソン大会2019（1） （2）

山形県高校駅伝大会2020 長井編（2）

わくわくしていると、
遠くで花火の音は女子スタートの合図だ。
ここは1区のちょうど3km地点なので、
凡そ13、14分でやって来るか？

［ではMusic！：ROUND TRIP / DIMENSION ］

やがてパトカーと、
厳つい自衛隊車が来るは、
ランナーが来た証！ﾍ(･.ﾍ)(ﾉ.･)ﾉ

実は当日は長井高創立100周年の、
記念行事の日でもある。
その正門を背景に1区のランナーだ。

トップは山形東！？(ﾟoﾟ;
同校・山形西・山形北の合同チームだ。
強豪私立校に公立校が先んじる姿に、
かなり共感してしまう (*^_^*)

そして優勝候補の強豪私立校が続く。
次々と現れる選手達に、
応援、歓声も興奮のるつぼだ。

そして集団が1区らしくイイ！

「長井ガンバレー！」
1・2区は先の新人戦の5000m競歩で、
東北大会優勝と準優勝という、
超強力な布陣で逃げ切りを図るようだ。

最後尾の選手を見届けた後に、
西部の西根地区へ移動だ。
同じような企みのクルマが居るしの、
あ、沿道に米工ママ軍団見っけ！

田園地帯を怪走し、
いつもお世話になっている、
JAの農機センターへ駐車させて貰う。

「いよっ、頑張ってるかね？」
知り合いのN川くんが出勤日らしく、
コンバインを一生懸命メンテ中だ。

ちょっと先が中継所だが、
次の移動を考えてこの場所だ。
予想通りの優勝候補が独走か。
「ふぁいっとぉ～」

「いやぁ、眩しいっすネ 」
鼻の下を伸ばしていないで、
さっさと仕事に戻れ！ (*^▽^*)

いつもの私立4強が、
順位は入れ替われど、
残り8km先のゴールを目指す。

放送局もご苦労さま。
いつも悪口を言っているが、
実際にTV放送してくれるは、
全くありがたいばかり <(_ _)>

続々と選手が通り過ぎ、
やがて長井がやって来た。
後半は1年生が多いゆえか、
順位は奮わないが来年以降に期待だ。
「長井、ファイトー！」

さて男子スタートは女子の40分後なので、
既に1区が走り出している。
昨年は7位の好成績であったが、
その原動力はエースの集う1区で、
2位の快走と神った先輩のおかげは、
関係者満場一致した見解だ ヾ(＾v＾)k

TVの事前紹介でも、まずこの画から。
実はこの先輩Kは、
4号と同じ小国中の1歳上で、
お互い「4号」同士で昔から知り合いだ。

ゆえに昨年1区から2区のリレーは、
小国中4号コンビの、
夢の胸アツ瞬間 でもあったが、
実況は我が4号の名前を間違えて中継し、
歴史的な興奮に水を差して、
呆然白けさせてくれたわけだ。
「漢字、読めねーのか (--#) ｺﾗ 」

そんな輝かしい昨年だったが、
今年は体調不良の選手も多く、
万全にはほど遠い状態での臨戦だ。

早く1区の応援に行かなくては！
オレの声援が0.05秒くらい後押しするはず。
西根地区から田んぼの中を暴走し、
成田地区のアジタローソンへ。

ところが何と！
長井女子の順位もあるが、
成田地区の狭い道路と、
混雑で到着が遅れ、既に前では、
1区選手が続々と通過している！
あ、米工が！(@@;)

くっそー！遅かったか (>_<);;;
･･･と長井が来た！
「Oくん、ガンバレー！」

先日ポン吉パパに聞いたが、
Oくんの家は、
実はポン吉パパ宅の隣だと！(ﾟoﾟ;
「じゃあ、今度一緒に我が家へ連れて来い！
　BBQで4号も一献したいネ( ^_^)／□☆□＼(^_^ ) 」

そして直ぐさま西根地区へ戻る。

先導パトカーの後に続々と、
いつもの強豪校が駆け抜ける。

やがて米工で、
3区は知ってる学年の3年生だ。

「○ッチー！」
「ん？誰？」と驚き「どこ？」
とキョロキョロしてやがる (^^)
「突っ込めー！」
お互い目が合いロックオン。
「最後のレースだろ、ぶつけろー！」
知ってる他校の子へも声援を送られる、
この瞬間を喜び感謝なばかりだぜ (^^)/

そして長井も来た。

3区は5000m競歩で東北大会選手だ。
「頼むぞ！気張れー ヽ(ﾟДﾟ)ﾉ 」

その先の中継点の競技場で、
4区の4号が待っている。

何を魅せてくれることやら･･･（つづく）

山形県高校駅伝大会2020 長井編（1）

［ ナレーション読みしてみよう ］

コロナ禍で迎える特別なシーズン。
閉塞感が漂う中でも、
与えられた環境での、
最善の努力の成果が、
秋晴れの下で花開こうとしています。

21kmと42kmの、
子ども達の情熱と躍動の、
熱きドラマから目が離せません。
･･･この長井路から全国、やがて世界へ、
想いの籠もった38本の襷が、
決戦の号砲を今、
･･･閑かに待ちます。

［ Music スタート！ ］

（やってみたかったオープニング v(^^)
　　白眉な駅伝開始曲はコレしかない！ﾍ(･.ﾍ)(ﾉ.･)ﾉ ）


･･･つーことで、
今年も無事開催がありがたい、
山形県高校駅伝大会は10/31（土）開会だ。
舞台は長井市街地を駆けぬける、
" ながい黒獅子ハーフマラソンコース ” にて、
スタート・ゴールは市陸上競技場だが正式には、
" 光洋精機アスリートフィールド長井 ” と云う。
前半は市街地で後半は田園地帯。

男子は2周7区間42.195km、
女子は1周5区間21.0975kmで競い合う。

子ども達に率いられて3年目だが、
4号は2年生ゆえにいよいよ最後だ。
（長井高の3年生は受験特化で引退）
なので貴重な機会を、
参加100％で見届けるぜ ヽ(ﾟДﾟ)ﾉ
→　山形県高校駅伝大会2019　長井編
→　山形県高校駅伝大会2018　米工編

地元校は早朝6時半に集合なので、
5時半過ぎに小国町を出撃し、
長井南駅でチャリを連行し、
会場で荷物を受け渡し見送る。
「ガンバれよ～(^^)/
　死ぬ気で走れ！ヽ(ﾟДﾟ)ﾉ」

コロナ禍の今回は、
競技場への一般入場は不可で、
スタート、ゴールと、
最大の瞬間を観られぬは残念だ。

そこでTV放映に期待だが、
放送局のポンコツぶりは、
例年こっちが恥ずかしいくらいだ。

当日中継では、
幼い言い回し、語彙のなさ、
挙げ句の果ては選手の名前は間違えるわ、
プロとしての準備不足を露呈しまくり。
しかし当日現場の生中継の難しさに、
若干の同情は抱くが、
数日前からのTVでの出場校紹介では、
今回も笑ってしまった (^^)ﾔﾙｩ

とある選手紹介の字幕テロップで、
『中学生時代全国高校駅伝に出場』
“ 中学時代 ” に “ 高校 ” で？？？
期待通りに堂々とヤッてくれるネ (*^o^*)

げ・ん・かいを～こえて～♪

TVで毎回流れる大会テーマ曲だが、
放送局が毎年 限界を越えている。
ま、ローカルの味として赦そう (^_-)☆

さてさて4号を見送った後は、
最初の女子スタートまで3時間半もある。
一旦小国町へ帰るもかったるく、
なればジックリと作戦を練ろう。

孫子、呉子のように、
勝敗は戦う前に決しているものだ。
反時計回りを女子は1周、男子は2周で、
女子の40分後に男子スタートが条件だ。
その内側を如何に効率良く、
大会関係、地域社会に迷惑を及ぼすことなく、
最大公約数の解に知恵を絞るのだ。

朝食にメジャー牛丼屋へ行くと、
見慣れた米工保護者のママ軍団に出くわす。
3号在籍時の2つ下は最上級生となり、
今回を総決算で挑むのだ。
「おひさ～ 元気ぃ～
　米工も応援するぜぇ～」

心から2校の応援を出来るも幸せかも。
これも子だくさん苦労の返済のひとつだ。

そして練った秘計に満足し外へ出ると、
怪しい軍団の集会が遠目に見える。
たぶん吉良邸へ討ち入る赤穂浪士か、
代官所を襲撃する一揆なのかも知れん。
危険なので近寄らないようにしよう。

さて今回の4号は4区を担当で、
それは2周目の競技場から、
市内繁華街を突っ切って、
北部工業団地までの8km強だ。
地元校ゆえに声援も大きかろう、
の繁華街をカメラ散歩してみる。

古い建物に歴史あり。

でも何でもかんでも、
カネたんやヨーザンコーへ頼るは良くない。

そんな風情ある街並みで、
力走する美しい選手たちを、
背後に長井高で撮ってみたい (^^)

雨のぐずついた昨日とうって変わり、
眩しい日射しの最高のコンディション。
赤く色づいた木の葉も眩しい。

運命のスタートまで、あと数分･･････（つづく）


PS．
「お父さんのブログ、
　みんなメッチャ愉しみにしてるよ」
「は？」
大人や保護者目線での評価は頂いているが、
ガキんちょたちにもか～いヾ(＾v＾)k
･･･でも寄せないよ (--#)
あくまでオレ様の自己満ワールド貫徹だ！
んが色紙サインは書こう (^｡^)y-ﾟﾟﾟｼﾞｮｼﾕｰｾﾝﾃﾞ